Thursday, 14 December 2017

京都市内は初雪

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添削週間

 先週から、4回ゼミ生の卒業リポート(いわゆる卒論)の添削週間に突入している。
 11月中旬のゼミ合宿での指導、その後の個人面談を通じての指導を踏まえて、ゼミ生たちは卒業リポートの仕上げに取り組んでいる。
 12月20日が提出締め切り日なのだが、大学への提出前に私宛に最後まで書き上げたものを送信してもらい、それを私が添削してゼミ生に戻す。戻ってきたファイルに書き込まれている指摘にしがって修正した完成版を、ゼミ生たちは大学に提出することになっている。
 そのため、こちらは、卒業リポートの添削作業に取り組む日々。ゼミ生たちも私も必死である(4年間の集大成となる研究なので、ゼミ生のみなさんには頑張ってほしい)。
 こうした作業の際、研究室でBGMにしているのが、Marihiko Haraの『Landscape in Portrait』(2017)。過日、たまたま、毎日放送のドキュメンタリー番組『情熱大陸』で、この原摩利彦のことを知る。京都在住の作曲家/ピアニストということで親近感を覚え、さっそく最新作を注文し、入手。
 このアルバムは、ポストクラシカル+アンビエントという穏やかな音世界で、心地よい。作業に尽力したい(毎年、この作業で体調を崩しているので、その点は気をつけたい)。

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Wednesday, 06 December 2017

「第13回京都から発信する政策研究交流大会」での3回ゼミ生たちの研究発表

 12月3日(日)、キャンパスプラザ京都で開催された「第13回京都から発信する政策研究交流大会」(主催:大学コンソーシアム京都)が無事に終わる。
 これは、京都にある大学の学部生・大学院生が「環境・経済・文化・地域・福祉など、様々な分野の視点から都市が抱える課題を解決するための政策についての研究発表」を行う企画で、本学からも複数のゼミが参加した。
 私の担当する3回生ゼミ(全17名)はここ数年、「京都の祭りをフィールドワークする」をテーマに授業を行っており、政策提言がゼミの目的ではないのだが、他流試合の貴重な機会なので、毎年、参加している。
 今年は以下のテーマで3つの班が発表を行った。

「地域社会における祭りと若者の関係―松尾大社八朔祭の事例―」
「祭りがもたらす地域のつながり―京都市左京区の三宅八幡宮秋季例大祭の事例―」
「まちづくりにおける祭りの役割―京都市東山区の瀧尾神社神幸祭の事例―」

 8ヶ月にわたる社会調査(インタビュー調査、質問紙調査、フィールドワーク、参与観察等)にもとづく成果を発表したのだが、審査員から一定の評価を頂戴し、一安心。
 しかし、ゼミ生たちも私もこの数ヶ月間、この研究発表の準備に忙殺された。ただ、発表を終えて、ゼミ生たちは手ごたえも感じたようだった(大変だったと思うが)。ゼミ生のみなさん、本当にお疲れ様でした。
 打ち上げは、京都駅南口の「葉月」で美味しい韓国料理を堪能。
 次は、報告書作りである。。。
 (写真は大会終了後の京都タワーとスーパームーン)

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Thursday, 23 November 2017

バタバタと

 慌ただしく、日々が過ぎていく。
 共編著の編集やいくつかの原稿の執筆、3回ゼミ生の対外的な研究発表に向けての指導、4回ゼミ生の卒論(正確には卒業リポート)の指導とその追い込み作業のためのゼミ合宿など。
 ただし、その間隙を塗って、映画『禅と骨 Zen and Bones』(中村高寛監督作品)――京都の禅僧、日系アメリカ人のヘンリ・ミトワのドキュメンタリー――を京都シネマで鑑賞し、天龍寺塔頭の宝厳院で鳴滝能を妻と観能できたのはよかった。
 12月に向け、さらに慌ただしさが加速しそうだが、仕事を着実に進めたい。
 写真は、ゼミ合宿を行った京都府南丹市の風景。

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Friday, 10 November 2017

京都国立博物館の「国宝」展へ

 昨日の夕方、慌てて東山七条へ。
 京都国立博物館の「国宝」展で、等伯の「松林図屏風」を観るためである(展示期間が今月12日まで)。
 何とか無事に鑑賞。
 できれば、雪舟や阿弥陀二十五菩薩来迎図も観たかったのだが、残念ながら、展示期間が終了していた。
 光琳の「燕子花図屏風」も観たいが、これは次期の展示。おそらく再訪は難しいので、断念。...
 等伯、光琳(狩野派の正信、永徳も)は法華信者。近世の法華文化はいつか論じてみたいテーマ(だけれども)。

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Saturday, 04 November 2017

知恩院での秋の古本まつりへ

 京都では、京の三大古本まつり(春の古書大即売会・下鴨納涼古本まつり・秋の古本まつり)と称するイベントが毎年開催されており(主催は京都古書研究会)、私も毎回、参加している。
 今年の秋の古本まつりは11月1日にスタートしたのだが、初日と二日目は所用のため、三日目に参加。

・西原芳俊『現代教徒の進路――事変布教篇』(顕道書院、1940年)
・山川智応『観心本尊抄四十五字法体段正義』(信心社、1934年)

を購入。
 成果はもう一歩。
 しかし、(短い時間であったものの)晴れ渡った秋空の下で楽しい時間を過ごすことができた。よい息抜きになったので、抱えている仕事を着実に進めたい。

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Monday, 30 October 2017

台湾の佛光大学で「近代東亞宗教的變遷與發展學術研討會」(2)

 佛光大学で行われたシンポジウム「近代東アジア宗教の変遷と発展」(「近代東亞宗教的變遷與發展學術研討會」)が無事に終わりました。
 コーディネーターをお務めいただいた関正宗先生、坂井田夕起子先生に深謝申し上げるとともに、佛光大学佛教教学院のみなさま、シンポ開催にご尽力いただいたみなさまに心より御礼申し上げます。台湾のみなさまのホスピタリティに感銘を受けつつ、帰国しました。

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 今回、2泊3日で訪台したのですが、入国後、私のスマートフォンのトラブルがあり、多くの方々にご迷惑をおかけしました(その解決にご協力いただいたみなさまに感謝)。
 佛光大学は台湾の仏教教団・佛光山を設立母体とする私立大学です。佛光大学のある宜蘭県は台湾北東部に位置し、太平洋に面しています。台北から車で一時間半ほどの距離です。
 佛光大学内の宿泊施設は大変快適で、食堂はすべて精進料理で美味でした(もちろん、禁酒でした)。

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 これまで韓国や中国でのシンポジウムには登壇したことがあるのですが、台湾での発表は初めてで(台湾訪問は過去に3回あり)、台湾の宗教研究者の先生方と活発な議論を交わすことができました。台湾側の発表はトランスナショナルな仏教の動向を取り上げたテーマが多く、それは「台湾の置かれてきた地政学的な位置それ自体が、トランスナショナルな視点を不可欠にする」のではないか、とは発表者の近藤俊太郎氏のご指摘で、同感です。
 台湾側から、日本側の発表者に対して、妹尾義郎と日本共産党の関係(妹尾は晩年に入党)、日本仏教の戦争責任の問題、安倍政権と宗教者平和運動の関係など、非常に鋭利な質問やコメントが投げかけられ、議論となりました。
 (課題や反省もあるものの)得るものが多いシンポジウムとなりました。

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 最終日は、台湾の仏教教団・法鼓山を見学させていただき、法鼓文理学院の先生方に学院内をご案内いただき、交流をすることができました。
 大変充実した台湾訪問となり、関係各位に重ねて感謝申し上げる次第です。

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台湾の佛光大学で「近代東亞宗教的變遷與發展學術研討會」(1)

 10月28日、台湾の宜蘭県にある佛光大学でシンポジウム「近代東アジア宗教の変遷と発展」(「近代東亞宗教的變遷與發展學術研討會」)を行いました。
 プログラムは、以下の通りです(チラシをクリックすると、大きくなります)。
 なお、当日は一色哲氏の代わりに、近藤俊太郎氏が「日本文化史における近代仏教の意義――暁烏敏・金子大栄における戦争責任の問題」を報告しました。
 この企画は、共同研究「戦後日本の宗教者平和運動のトランスナショナル・ヒストリー研究」(科研費・基盤研究B、16H03357)の一環です。

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Tuesday, 17 October 2017

日本倫理学会第68回大会に登壇

 去る10月7日、弘前大学で開催された日本倫理学会第68回大会での主題別討議「近代日本仏教再考」に登壇。
 青森を訪問するのは、11年ぶりのこと。前回は弘前市内の吉井酒造煉瓦倉庫でのYOSHITOMO NARA+graf『A to Z』展、青森市の青森美術館、三内丸山遺跡をそれぞれ見学した(プライベートな旅行)。
 今回は、「近代仏教」をテーマに取り上げていただけるとのことで、非会員であるものの、参加させていただく。
 主題別討議の内容は、以下の通り(敬称略)。

 実施責任者:吉村 均(中村元東方研究所)
 対論者:渋谷治美(埼玉大学、放送大学)
 司会:頼住光子(東京大学)
 
 大谷栄一「信仰と社会倫理のあいだ ――田中智学、渡辺海旭、妹尾義郎の思想を中心に」
 岩田文昭(大阪教育大学)「近代家族観と日本人論―近角常観における「伝統」の再編成」
 吉村 均「伝統的仏教理解と近代的理解――空海・親鸞・和辻哲郎」

 自らの報告の問題設定は、以下の通り。

 一九九〇年代以降、欧米を中心にSocially Engaged Buddhism(社会参加仏教)の研究が進展し、アジアと欧米における仏教徒の社会活動・政治活動が注目されるようになった。また、日本でも二〇〇〇年代以降、社会参加仏教研究と近代仏教研究が発展し、「仏教と社会倫理」の関係についての研究成果が積み重ねられている。
 本報告では、これらの研究成果を踏まえ、日本の近代仏教思想を対象に「信仰と社会倫理」の問題について検討する。事例として、田中智学(一八六一~一九三九)の国家主義的な日蓮主義、渡辺海旭(一八七二~一九三三)の仏教社会事業、妹尾義郎(一八八九~一九六一)の社会主義的な新興仏教を取り上げ、彼らが伝統的な仏教思想をどのように再解釈し、自分たちの社会活動・政治活動の実践を意味づけたのかを検討することで、「仏教と社会倫理」の関係について考えてみたい。

 今回、全体を通じて、世間と出世間、二諦(勝義諦と世俗諦)、伝統の再編成、無我・空と道徳、瞑想などのプラクティスの位置づけ、近代仏教と葬式仏教・檀家制度の関係などが議論され、登壇者の一人として大いに刺激を受けた。
 登壇者の先生方、聴衆のみなさま、弘前大学のスタッフのみなさまに心より感謝申し上げたい。

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Monday, 02 October 2017

「京都の祭りをフィールドワークする」

 今年度の3回生ゼミも「京都の祭りをフィールドワークする」というテーマで、17名のゼミ生が3班に分かれて共同調査を行っている。
 京都の祭りの調査は今年で4年目になるが、今年度の調査対象は、西京区にある松尾大社の八朔祭、左京区にある三宅八幡宮の秋季大祭、東山区にある瀧尾神社の神幸祭。
 ゼミ生たちは、この夏休みも調査・研究に取り組み、9月中に行われた上記の3つの祭礼でフィールドワーク、アンケート調査、インタビュー調査を行った。
 この秋学期は春学期から夏休みにかけて収集した調査データの分析に取り組み、12月上旬に開催されるコンソーシアム京都(京都の大学連合組織)主催の「京都から発信する政策研究交流大会」で研究発表する。期待されたい。

 なお、写真は瀧尾神社近くにある東福寺の風景。

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