Tuesday, 21 March 2017

京都大学人文科学研究所の共同研究「日本宗教史像の再構築」が終了

昨日(3/20)のシンポジウム「「日本の近代化と宗教」を捉え直す―「日本宗教史像の再構築」のために」をもって、3年間にわたる、京都大学人文科学研究所の共同研究「日本宗教史像の再構築」が終了いたしました。
これまでご登壇、ご協力、ご参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。
毎回毎回が刺激的な内容で、本当に充実した共同研究になりました。

以下、この3年間の軌跡です。

研究会(特別講演含む):全27回
国際ワークショップ:全3回
見学会:1回
連続セミナー:全4回

<2014年度>
①第1回研究会 2014年4月26日(土) @京都大学人文科学研究所人文研本館3Fセミナー室4
「共同研究班「日本宗教史像の再構築」発足にあたって」
②第2回研究会 2014年6月28日(土) @人文研本館3Fセミナー室4
ワークショップ「神の声を聴く――カオダイ教、道院、大本教の神託比較研究」
③第3回研究会 2014年7月27日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「近代日本宗教史における〈皇道〉のポリティクス」
④第4回研究会 2014年10月5日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「帝国日本と民間信仰」
⑤第5回研究会 2014年11月16日(日) @京人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「近世仏教像の新たな構築に向けて―真宗論からのアプローチ―」
⑥〈特別企画〉国際ワークショップ“Asian Buddhism: Plural Colonialisms and Plural Modernities”
⑦第6回研究会 2015年2月27日(金) @人文研本館1Fセミナー室1
特別講演会「秘教的コネクションと近代世界」
⑧第7回研究会 2015年3月15日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「宮座をめぐる冒険 肥後和男『宮座の研究』とその周辺」
⑨〈特別企画〉皇學館大学原田敏明毎文社文庫の見学会
⑩第8回研究会 2015年3月29日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「宗教のつなぎ方:大本の宗教提携と平和運動をめぐって」

<2015年度>
①班員会議&特別講演 2015年4月25日(土)@人文研本館3Fセミナー室4
ケヴィン・ドーク(ジョージタウン大学)「シカゴ大学と私の日本研究」
②~⑤〈連続セミナー〉「日本宗教史再入門」(全4回)
⑥第9回研究会 2015年7月11日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「「異端的宗教活動」の近世: キリシタン・かくれ念仏・民衆宗教」
⑦第10回研究会 2015年7月25日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「近代日本のメディアと宗教」
⑧〈特別研究会〉「神智学研究サマーセミナー」 2015年8月18日(火)、@人文研本館1Fセミナー室1
⑨第11回研究会 2015年9月12日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「身体と政治:近代日本の霊的な心身技法と国家論」
⑩第12回研究会 2015年10月17日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「聖なるものとその複製」
⑪第13回研究会 2015年10月24日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「寺社組織の近世化を問い直す」
⑫〈特別企画〉International Workshop “Modernization, and Spiritual, Mental and Physical Practices: From Yoga to Reiki”(近代化と霊的・精神的・身体的実践――ヨガからレイキへ――)、2015年12月12‐13日 @京都大学人文科学研究所1階セミナー室1
⑬第14回研究会 2016年2月13日(土) @人文研本館1Fセミナー室2
研究会「日本宗教史像の再構築に向けての準備体操」
⑭第15回研究会 2016年2月27日(土) @京人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「日本宗教史資料整理の実際―日本心霊学会資料を素材として―」
⑮第16回研究会 2016年3月5日(土) @大阪大学豊中キャンパス豊中総合学館402号室
書評会「弔い、そして死者との共闘:川村邦光と『弔いの文化史』を読む」

<2016年度>
①第17回研究会(特別講演) 2016年4月23日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
鈴木正崇(慶應義塾大学名誉教授)「日本宗教史における「神と仏」」
②第18回研究会 2016年7月30日(土)  @人文研本館1Fセミナー室1
ワークョップ「安丸宗教史を読みなおす」
③第19回研究会 2016年8月10日(水) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「図書館と宗教」
④第20回研究会 2016年8月19日(金) @人文研本館1Fセミナー室2
ワークショップ「宗教とメディアの1930年代」
⑤第21回研究会 2016年10月23日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「日本仏教史像を解きほぐす」
⑥第22回研究会 2016年12月11日(日) @京人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「高取正男を読みなおす」 
⑦第23回研究会 2016年12月17日(土) @人文研本館1Fセミナー室2
ワークショップ「日本心霊学会から人文書院へ 新資料調査の中間報告」
⑧第24回研究会 2017年3月11日(土) @京人文研本館1Fセミナー室1
Round-table Workshop:Modernity and Esoteric Networks:Work in Progress and Future Directions
⑨第25回研究会  2017年3月20日(月) @人文研本館1Fセミナー室1
シンポジウム「「日本の近代化と宗教」を捉え直す―「日本宗教史像の再構築」のために」

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Sunday, 19 March 2017

卒業式

 昨日(3/18)は卒業式。
 4回ゼミ生14名ともう1名のゼミ生が無事に卒業した。
 ありがたくも似顔絵イラスト、花束、寄せ書き、たくさんの思いと思い出を頂戴する。
 2年間のゼミ活動(と4年間の大学生活)が少しでもみなさんの将来の糧になることを願い、また、みなさんが「まことの幸福」(賢治)を得られんことを希願しています。

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Friday, 17 March 2017

春休みだが、仕事の日々

 1~2月に編集作業を行った教団調査の調査報告書、3回生ゼミの調査報告書、4回生ゼミの卒業リポート集が印刷所から届き、一安心。
 2~3月は原稿執筆と発表の準備に日々を費やす。1月から発表や講義が続き、さすがにスケジュールの詰め込みすぎと反省。
 3月も後半戦に突入しており、何とかもう少し原稿を進めたいと思う。
 4月上旬、共編者を務めた宗教学の教科書が刊行予定(現在、最終稿の確認中)。詳細は、また、後日。

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森岡清美著『真宗大谷派の革新運動』(2016年)の合評会

 去る3月12日(日)、東洋大学で森岡清美著『真宗大谷派の革新運動――白川党・井上豊忠のライフヒストリー』(吉川弘文館、2016年)の合評会が行われ、75名の方々にお集まりいただき、盛況のうちに終了しました。
 御年93歳の森岡先生をお迎えをし、大谷、碧海寿広氏、名和達宣氏が評者を、山本伸裕氏が司会を務めました。
 評者によるコメントの主な論点は、以下の通りです。
 制度論・組織論とライフヒストリー研究の関係、組織モデルの問題、研究者の主観的な価値判断(大谷)、対話(熟議)を通した民主的なエートス形成と、清沢満之が鍛え上げた「個」の信仰のエートスや、彼の教義理解との関係、井上豊忠と清沢(門下)との進路の違い(碧海)、日誌(日記)を切り口とすることの意義と可能性、「法主=金箔」問題、白川党の革新運動と清沢らの精神主義運動との関係、井上豊忠の信仰や思想等。
 これらのコメントに対して、森岡先生から懇切丁寧なリプライがなされ、フロアを交えて議論が交わされました。
 90歳を超えても矍鑠とされ、終始明晰な森岡先生のお姿や、この70年間の研究の蓄積と発展、その研究姿勢に圧倒された一日となりました。
 森岡先生、ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

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Sunday, 26 February 2017

結婚式にて涙する

 昨日は、京都で近藤俊太郎氏と彰子さんの結婚式。
 チーム近代仏教もご招待いただく。
 おふたりの心づくしのおもてなしに感銘を受け、新婦のスピーチに涙する。
 どうか末永くお幸せに!

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Friday, 24 February 2017

畑かく

 春休みに入り、原稿の日々。
 切羽詰まった仕事が多く、ひたすらパソコンに向かう日々。
 先日、職場の同僚と御霊前通室町東入にある京料理・畑かくへ。ぼたん鍋で有名なお店で、ぼたん鍋を堪能する。

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Sunday, 19 February 2017

東京出張

 2つの研究会に出席するため、東京へ行き、京都に戻る。
 いずれも充実した研究会だった。
 写真は渋谷の夕景。

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Saturday, 11 February 2017

竹田聴洲シンポジウム終了の御礼

 2月11日、佛教大学宗教文化ミュージアムで開催されたシンポジウム「竹田聴洲の人と学問」(生誕100年記念)が無事に終了しました。
 前日から天候が悪く、聴衆の数が登壇者の数(6名)を超えるかどうか、心配されましたが、64名の方々にお集まりいただき、心配は杞憂に終わりました。
 ご来場いただいたみなさまに感謝申し上げます。
 同志社大学や佛教大学で直接、竹田先生の謦咳に接した門下生の方々にも多数ご来場いただき、身が引き締まる思いでシンポに臨みました。

 シンポは、竹田先生の生涯と研究の軌跡を紹介された八木透先生の基調講演に始まり、武田先生の民俗仏教研究(大谷報告)、家・同族研究と常民論(大野報告)、常民概念、資料論と研究手法(村上報告)、京大文化史学派との関係(菊地報告)、京都の民俗芸能の映像記録撮影(斉藤)の再検討と再評価がなされ、全体を通じて、「多彩で特異な民俗学者竹田聴洲という存在」(斉藤利彦)が浮かび上がった気がします。
 全体討論では、関東からご参加いただいた、近世史研究者のHさんとお墓研究のDさん、八木門下のKさんから鋭利な質問とコメントが寄せられ、竹田研究の今後の課題がより明確になりました。ありがとうございました。

 今回のシンポジウムの記録は、将来的に何とか活字化できればと(個人的には)思います。
 竹田聴洲研究の今後の展開にご期待下さい!

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Tuesday, 31 January 2017

シンポジウム「死者儀礼の現代的地平へ」終了の御礼

 去る1月29日(日)に佛教大学で開催されたシンポジウム「死者儀礼の現代的地平へ」が盛況のうちに終了いたしました(参加者は約90名)。
 プログラムは、以下の通りです。

趣旨説明 斎藤英喜(佛教大学)

報告1  安藤礼二(多摩美術大学)
「出口王仁三郎と折口信夫の鎮魂」  
           
報告2  池上良正(駒澤大学)
「死者供養文化の潜在力」

報告3 鈴木岩弓(東北大学)
「東北の被災地から超高齢多死社会へ―死に向き合う臨床宗教師―」

コメント 大谷栄一(佛教大学)

総合討論
(司会 斎藤英喜)

 ご登壇いただいた先生方、ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
 このシンポをもって、3年間にわたる共同研究「現代社会における宗教の力」が終了しました。
 研究成果は、来年度に佛教大学総合研究所発行の紀要の特集号としてまとめる予定です。ネット上でも公開されますので、ご期待下さい!

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Wednesday, 25 January 2017

京都大原でのゼミ合宿

 1月20日は4回生ゼミの卒業研究発表会。
 21~22日は3回生ゼミの合宿。
 ゼミ関係の企画が続く。

 3回生のゼミ合宿は、京都の大原で実施。
 来年度に向けて、卒業リポート(いわゆる卒論)の構想発表会。
 15名(2名が欠席)が研究テーマや調査方法などを発表した。
 興味深いテーマばかりで、それぞれの今後の研究の展開が楽しみ。
 夕食(地鶏の味噌鍋)が美味で、温泉も堪能できた。
 ゼミ生のみなさんにはお疲れ様でした。

 夕食後、学生さんとは別れ、部屋にこもり、共編著による宗教学の教科書のゲラ校正(4月上旬刊行予定)。
 (宗教学では)類書のないコンセプトの教科書なので、乞うご期待!

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