Thursday, 08 June 2017

第25回日本近代仏教史研究会研究大会終わる

 去る6月3日、東北大学で第25回日本近代仏教史研究会研究大会が開催され、参加する。
 シンポジウム「近代法華仏教研究の新たな展開」で「近代法華仏教研究の成果と課題―とくに2000年代以降の研究史を中心に―」を報告。ユリア・ブレニナ先生、ジャクリーン・ストーン先生、佐藤弘夫先生のご報告はいずれも充実しており、中身の濃いシンポジウムになったのではないかと思う。
 今年の大会は、(事務局長のオリオン・クラウタウ先生が指導する院生をはじめ)国際色が豊かで、女性の発表者が多かったのも特徴的だった。近代仏教研究のさらなる発展を窺うことのできる大会になったのではないか。
 大会スタッフのみなさま、発表されたみなさま、参加されたみなさま、誠にお疲れ様でした。

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Monday, 22 May 2017

西本願寺の唐門

 校務と授業の日々。その合間をぬって、原稿の執筆。
 5月21日(日曜日)、西本願寺の唐門(国宝)が34年ぶりに一日だけ開門するということで、妻と西本願寺へ。
 長蛇の列に並び、門をくぐる。

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Thursday, 04 May 2017

連休中

 連休中だが、(いつものごとく)出勤し、原稿の執筆(や他の仕事)。
 もっと原稿の執筆速度が早くなれば、仕事のペースも上がり、滞っている諸々の原稿にも着手できるのだが、資料や先行研究を広く収集し(数日前には近隣の立命館大学図書館へ資料の閲覧へ行く)、それらを徹底的に読み込み、一つ一つの分析・記述の実証性を担保しながら書き進めているので、どうしても遅々として進まない(けれども書き進めてはいる)。
 こうした作業を省略したり、簡略化すると、自らの研究の質を低下させるので、それは避けたい。となると、結果的にどうしてもそれなりの時間がかかるということになる。このへんは研究者の多くが抱えるジレンマだと思うが、それでもやはり、もう少しスラスラと原稿が書けないものかと思う。悩ましいところである。

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Monday, 24 April 2017

京都国立博物館での「海北友松」展

 休日。妻と、京都国立博物館で開催中の「開館120周年記念特別展覧会 海北友松」へ。
 展覧会の見どころは、京博のHPによれば、以下の通り。

「海北友松(1533~1615)は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です。近江浅井家の家臣の家に生まれた彼は、若年を東福寺で過ごしましたが、主家や兄が信長に滅ぼされるに及び、還俗して狩野派の門を敲き、画の道に進んだと伝えられています。いま遺る作品のほとんどは狩野派から独立して以後の晩年期(60歳以降)のものですが、鋭い筆遣いが駆使された気迫溢れる水墨画や詩情豊かな大和絵金碧画などは、ほかの誰の作とも似ていない、まさに友松ならではのものといえましょう。
 最晩年まで絵筆を握り続け、83歳でその生涯を終えた桃山最後の巨匠の世界を、心ゆくまでご堪能ください。 」

 雲竜図もよかったが、晩年の「月下渓流図屏風」は、まさに友松の詩情溢るる一作で見ごたえがあった。

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Sunday, 16 April 2017

季節の変わり目

 最近は高木正勝の新譜『YMENE』を聴きつつ、仕事に励む日々。
 毎年、冬から春にかけての季節の変わり目に体調を崩すのが慣例になっている(嬉しくないことだが)。いつもはGWの連休中あたりに不調になることが多いのだが、今年は3月下旬に不調を覚え、病院に行く。安静にするようにとの診断を受け、しばらくの間、静養に務めた。
 この2~3月は(『基礎ゼミ 宗教学』の校正作業に加え)複数の原稿執筆、数冊の調査報告書の作成、複数回の発表や講義などが重なり、かなり無理をしたので、それが原因であるのは明らか。やはり、無理は禁物である。
 ところで、今年の京都は桜の開花が遅く、先週まで見ごろだった(現在は、遅れて咲くことで有名な、御室仁和寺の御室桜が見ごろ)。
 写真は平野神社と(東京出張した際に撮影した)池上本門寺の桜。

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Saturday, 08 April 2017

『基礎ゼミ 宗教学』(世界思想社、2017年)の刊行

 近く、大谷栄一・川又俊則・猪瀬優理編『基礎ゼミ 宗教学』(世界思想社、2017年)が書店に並びます。
 「アクティブラーニングで宗教を学ぶ」をテーマとした宗教学の教科書です。
 近年、大学でも「アクティブラーニング(主体的・対話的なより深い学び)」が注目されていますが、宗教学・宗教社会学の授業でアクティブラーニングを実践するために作成したワークブックです。全15章からなりますが、毎回、さまざまなグループワークを行う構成になっています。
 お手に取っていただけると幸いです。

第1部 「宗教」のイメージをとらえなおそう!
 第1章 「宗教」はどのようにイメージされるのか?(大谷栄一)
 第2章 お寺や神社、教会はどういう場所なのか?(板井正斉)
 第3章 社会にとって宗教団体とはどんな存在か?(大澤広嗣)

第2部 あなたの身近な宗教体験を分析しよう!
 第4章 なぜ、成人式を行うのだろうか?(相澤秀生)
 第5章 お祭りにはどんな意味がある?(藤本頼生)
 第6章 巡礼者は何を求めて聖地に向かうか?(碧海寿広)

第3部 現代宗教の争点を読み解こう!
 第7章 いのちを教えることができるのか?(川又俊則)
 第8章 「女人禁制」は続けるべきか?(小林奈央子)
 第9章 カルト問題にどう向き合うか?(塚田穂高)

第4部 宗教から多文化主義を考えてみよう!
 第10章 公共領域から(どれだけ)宗教を排除すべきか?(藤本龍児)
 第11章 ヴェールはなぜ問題となるのか?(猪瀬優理)
 第12章 日本社会は移民とどう向きあうのか?(白波瀬達也)

第5部 死を見つめなおすために
 第13章 なぜ墓参りをするのか?(川又俊則)
 第14章 戦没者をどこで追悼する?(大谷栄一)
 第15章 被災者への支援で求められるものは何か?(黒崎浩行) 

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新学期のスタート

 2017年度が始まった。

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Tuesday, 21 March 2017

京都大学人文科学研究所の共同研究「日本宗教史像の再構築」が終了

昨日(3/20)のシンポジウム「「日本の近代化と宗教」を捉え直す―「日本宗教史像の再構築」のために」をもって、3年間にわたる、京都大学人文科学研究所の共同研究「日本宗教史像の再構築」が終了いたしました。
これまでご登壇、ご協力、ご参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。
毎回毎回が刺激的な内容で、本当に充実した共同研究になりました。

以下、この3年間の軌跡です。

研究会(特別講演含む):全27回
国際ワークショップ:全3回
見学会:1回
連続セミナー:全4回

<2014年度>
①第1回研究会 2014年4月26日(土) @京都大学人文科学研究所人文研本館3Fセミナー室4
「共同研究班「日本宗教史像の再構築」発足にあたって」
②第2回研究会 2014年6月28日(土) @人文研本館3Fセミナー室4
ワークショップ「神の声を聴く――カオダイ教、道院、大本教の神託比較研究」
③第3回研究会 2014年7月27日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「近代日本宗教史における〈皇道〉のポリティクス」
④第4回研究会 2014年10月5日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「帝国日本と民間信仰」
⑤第5回研究会 2014年11月16日(日) @京人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「近世仏教像の新たな構築に向けて―真宗論からのアプローチ―」
⑥〈特別企画〉国際ワークショップ“Asian Buddhism: Plural Colonialisms and Plural Modernities”
⑦第6回研究会 2015年2月27日(金) @人文研本館1Fセミナー室1
特別講演会「秘教的コネクションと近代世界」
⑧第7回研究会 2015年3月15日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「宮座をめぐる冒険 肥後和男『宮座の研究』とその周辺」
⑨〈特別企画〉皇學館大学原田敏明毎文社文庫の見学会
⑩第8回研究会 2015年3月29日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「宗教のつなぎ方:大本の宗教提携と平和運動をめぐって」

<2015年度>
①班員会議&特別講演 2015年4月25日(土)@人文研本館3Fセミナー室4
ケヴィン・ドーク(ジョージタウン大学)「シカゴ大学と私の日本研究」
②~⑤〈連続セミナー〉「日本宗教史再入門」(全4回)
⑥第9回研究会 2015年7月11日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「「異端的宗教活動」の近世: キリシタン・かくれ念仏・民衆宗教」
⑦第10回研究会 2015年7月25日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「近代日本のメディアと宗教」
⑧〈特別研究会〉「神智学研究サマーセミナー」 2015年8月18日(火)、@人文研本館1Fセミナー室1
⑨第11回研究会 2015年9月12日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「身体と政治:近代日本の霊的な心身技法と国家論」
⑩第12回研究会 2015年10月17日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「聖なるものとその複製」
⑪第13回研究会 2015年10月24日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「寺社組織の近世化を問い直す」
⑫〈特別企画〉International Workshop “Modernization, and Spiritual, Mental and Physical Practices: From Yoga to Reiki”(近代化と霊的・精神的・身体的実践――ヨガからレイキへ――)、2015年12月12‐13日 @京都大学人文科学研究所1階セミナー室1
⑬第14回研究会 2016年2月13日(土) @人文研本館1Fセミナー室2
研究会「日本宗教史像の再構築に向けての準備体操」
⑭第15回研究会 2016年2月27日(土) @京人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「日本宗教史資料整理の実際―日本心霊学会資料を素材として―」
⑮第16回研究会 2016年3月5日(土) @大阪大学豊中キャンパス豊中総合学館402号室
書評会「弔い、そして死者との共闘:川村邦光と『弔いの文化史』を読む」

<2016年度>
①第17回研究会(特別講演) 2016年4月23日(土) @人文研本館1Fセミナー室1
鈴木正崇(慶應義塾大学名誉教授)「日本宗教史における「神と仏」」
②第18回研究会 2016年7月30日(土)  @人文研本館1Fセミナー室1
ワークョップ「安丸宗教史を読みなおす」
③第19回研究会 2016年8月10日(水) @人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「図書館と宗教」
④第20回研究会 2016年8月19日(金) @人文研本館1Fセミナー室2
ワークショップ「宗教とメディアの1930年代」
⑤第21回研究会 2016年10月23日(日) @人文研本館1Fセミナー室1
公開研究会「日本仏教史像を解きほぐす」
⑥第22回研究会 2016年12月11日(日) @京人文研本館1Fセミナー室1
ワークショップ「高取正男を読みなおす」 
⑦第23回研究会 2016年12月17日(土) @人文研本館1Fセミナー室2
ワークショップ「日本心霊学会から人文書院へ 新資料調査の中間報告」
⑧第24回研究会 2017年3月11日(土) @京人文研本館1Fセミナー室1
Round-table Workshop:Modernity and Esoteric Networks:Work in Progress and Future Directions
⑨第25回研究会  2017年3月20日(月) @人文研本館1Fセミナー室1
シンポジウム「「日本の近代化と宗教」を捉え直す―「日本宗教史像の再構築」のために」

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Sunday, 19 March 2017

卒業式

 昨日(3/18)は卒業式。
 4回ゼミ生14名ともう1名のゼミ生が無事に卒業した。
 ありがたくも似顔絵イラスト、花束、寄せ書き、たくさんの思いと思い出を頂戴する。
 2年間のゼミ活動(と4年間の大学生活)が少しでもみなさんの将来の糧になることを願い、また、みなさんが「まことの幸福」(賢治)を得られんことを希願しています。

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Friday, 17 March 2017

春休みだが、仕事の日々

 1~2月に編集作業を行った教団調査の調査報告書、3回生ゼミの調査報告書、4回生ゼミの卒業リポート集が印刷所から届き、一安心。
 2~3月は原稿執筆と発表の準備に日々を費やす。1月から発表や講義が続き、さすがにスケジュールの詰め込みすぎと反省。
 3月も後半戦に突入しており、何とかもう少し原稿を進めたいと思う。
 4月上旬、共編者を務めた宗教学の教科書が刊行予定(現在、最終稿の確認中)。詳細は、また、後日。

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«森岡清美著『真宗大谷派の革新運動』(2016年)の合評会